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循環器内科

緊急の冠動脈造影検査や風船・ステント治療などの高度医療も24時間体制で提供。高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病はライフスタイルの欧米化に伴い、高齢者だけでなく、中壮年の方にも増加しています。それに伴い、狭心症、急性心筋梗塞、心不全、脳卒中などの生命や平穏な日常生活を脅かす血管や心臓の病気も増加しています。質の高い社会生活を維持する上で、このような生活習慣病とその結果生じる血管や心臓の病気の予防や治療は益々重要な問題になっています。

カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)治療とは

頻脈性不整脈の治療には、外科的な手術による治療と内科的なお薬(抗不整脈術)による治療、カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)治療があります。外科的な手術による治療は、不整脈の根本的な治療(根治術)として歴史も古く、全身麻酔下で胸を開き、直接的に不整脈のもととなる異常な部分を取り除く治療です。お薬(抗不整脈薬)による治療は不整脈が発生しにくいようにする治療で、不整脈を根本的に治療するものではありません。そのため不整脈を抑制するためにお薬を継続的に投与しなければなりません。また、他の臓器への副作用や妊婦さんの場合、胎児への影響が懸念されます。

カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)は、1980年初めにアメリカで治療が開始され、対象となる不整脈のしくみ(メカニズム)が解明されたこと、カテーテル(焼灼用の管)の進歩により、現在は日本でも急速に普及しました。治療は局所麻酔下でカテーテルという直径2mm位の管を心臓内に挿入して、不整脈のもととなる異常な部分に高周波電流を流し、焼灼を行います。外科的な手術に比べて患者様の体への負担が少ない治療法です。

→放射線科
→IVR(イノベーションラディオロジィ)

禁煙外来(月・水・木の午前)

最近は、喫煙を「ニコチン依存症」という"病気"としてとらえるようになり、喫煙者は治療が必要な患者さまだと考えられるようになっています。当院では禁煙外来を開設し、患者さまの禁煙をサポートする体制を整えました。

栄養食事指導・健康教室

当科では、病気の治療だけでなく予防にも力をいれています。狭心症、心筋梗塞には、ベースに高血圧、糖尿病、高脂血症などが存在したり、喫煙の影響があるといわれています。薬物治療のみならず食生活などの生活習慣の改善を併せて行う事が重要です。当院の栄養士による「栄養食事指導」も定期的に行っております。また、「あなたの心臓を守るために」という健康教室も開催しています。どうぞお気軽にお尋ねください。

診療内容
大病院ではできない、きめ細かい、こまわりのきく医療 。

最近は規模が大きく、設備の整った大病院志向が強いといわれています。大規模病院は往々にして、「今日はレントゲンと心電図、来週に心エコー、その次に心電図、そのまた次に負荷心電図の検査をしましょう。」という事になりかねません。 当科では、必要であれば、上記の検査が初診日に一度に施行可能です。

冠動脈CT検査

平成18年4月より当院にて64列MDCTが稼動を開始し、従来の冠動脈造影検査に代わり、冠動脈狭窄の有無の検索に大きな役割を果たすようになりました。冠動脈CTは、原則1日入院の従来の造影検査に比べ、外来で施行可能であり、不整脈が頻回に起こる方、撮影時に10秒前後の息止めができない方、腎臓の働きが著しく低下している方などを除けば、誰でも比較的気楽に受けることができます。「心臓ドック」にも冠動脈CTを取り入れています。診断のためだけの冠動脈造影は少なくなり、冠動脈CTにて狭窄病変が疑われる場合のみ、冠動脈造影検査を行う傾向となりました。冠動脈CTにて治療法の選択と準備を予め行い、一度で最終診断と治療を行うことが多くなりました。

ドクターの一言
24時間体制で高度医療を提供します

日中・夜間を問わず、24時間体制で急患の診療を行うようにしています。下記のような症状をお持ちの方はご来院ください。

胸の痛みや圧迫感 階段や坂道を上るときや運動をすると胸に痛みや圧迫感を感じる。
息切れ 以前より疲れやすく、階段や坂道を上ると息切れが強い。夜間、寝ていると息苦しくなる。
動悸、ふらつき、失神 急に脈が速くなったり遅くなったりする。心臓の鼓動が突然激しくなる事がある。
ふくらはぎの痛み 歩くとふくらはぎが痛くなり、休むと痛みがとれてまた歩けるようになる。
心電図やレントゲンに異常 健康診断で心電図やレントゲンに異常があるといわれたり、心臓に雑音があるといわれた。

冷や汗を伴うような激しい胸痛が持続する場合には、一刻も早い治療が必要になる場合があります。その代表的な病気である急性心筋梗塞に対する緊急の冠動脈造影検査や風船、ステント治療などの高度医療も24時間、いつでも提供できる体制をとっています。

心臓病、血管病の予防のために、生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症など)の管理の一環として、栄養指導や運動療法を充実させ、日々の生活の中で継続できるようサポートさせていただきます。

病診連携の充実を目標としています

当院循環器科では、開業医の先生方との病診連携を充実させる事を目標にしており、ぜひとも先生方との緊密な連携による患者さまの交流を通しまして、先生方のお役に立ちたいと考えております。急患は24時間体制で診療させていただきます。

医師紹介
医師
舛元 章浩
資格・役職等 ■ 副院長
■ 循環器内科 部長
■ 医学博士
■ 日本内科学会認定教育施設指導医
■ 日本内科学会 認定医
■ 日本循環器学会 専門医
■ 日本心臓リハビリテーション学会 指導医
■ 日本心血管インターベンション学会 認定医
卒業 自治医科大学
研修施設等 佐賀県立病院好生館
九州大学医学部付属病院
医師 中村 広
資格・役職等 ■ 循環器内科 部長
■ 日本循環器学会専門医
■ 日本内科学会認定内科医
卒業 島根医科大学
医師 久米田 洋志
資格・役職等 ■ 循環器内科 部長
■ 日本循環器学会専門医
■ 日本外科学会認定医
卒業 九州大学
医師
藤原 英樹
資格・役職等 ■ 医学博士
■ 日本循環器学会専門医
■ 日本内科学会認定医
■ 日本医師会認定産業医
■ 日本心血管インターベンション学会指導医
卒業 岐阜大学
研修施設等 岐阜大学医学部循環器科
小倉記念病院循環器科