グローバルな診療体制

開かれた医療のために

 当院では、日本人の患者を始め近年急増中である在日外国人、訪日外国人又は医療ツーリズムで来日する外国人の方々もより安心安全で信頼される医療を受け入れられるよう、2015年より国際医療担当室を設立し患者さんに寄り添う医療を提供しております。

 福岡県内初で2015年に外国人患者受入れ病院(JMIP)として認証を受けることができ、2016年にはジャパンインターナショナルホスピタルズ(JIH)としても認証されました。

外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)

 外国人患者受入れ医療機関認証制度は、外国人患者の円滑な受入れを推進する国の事業の一環として、厚生労働省が2011年に実施した「外国人患者受入れ医療機関認証制度整備のための支援事業」を基盤に策定されました。

 同制度は、一般財団法人日本医療教育財団が医療機関の外国人患者受入れ体制を中立・公平な立場で評価することを通して、国際的に高い評価を得ている日本の医療サービスを外国人が安心・安全に享受できる体制の構築を目指しています。

 当院は2015年9月に福岡県内では初めてとなる「外国人患者受入れ医療機関認証制度」の認証を受けました。

対応可能な言語

英語、中国語、韓国語、ネパール語、ベトナム語、ヒンディー語、インドネシア語、タガログ語、ウルドゥー語、タイ語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、イタリア語、マレー語、日本語の手話通訳

 国際社会を迎え、日本へ往来、居住する外国人の増加に伴い、医療機関へ訪れる方も増えつつあります。しかしながら言語や習慣の違いなどから、たとえ体調が優れなくとも受診を戸惑われる方も少なくありません。当院では、外国人医療スタッフを中心に多言語による診療案内や異文化・宗教に配慮した対応を行い、外国人患者さんの診療を支援しています。

ジャパンインターナショナルホスピタルズ(JIH)

 一般社団法人Medical Excellence JAPAN(MEJ)では、日本の医療機関に海外からの渡航受診の受入を促進するため、渡航受診者受入に意欲と取組みのある病院を「ジャパン インターナショナル ホスピタルズ(JIH)」として推奨し、政府と協調して海外へ情報発信する事業を推進しています。推奨を受けるには、医療提供体制の維持と向上も行いつつ、外国人患者さんを受入れる診療科において提供する診断・治療、健診・検診の内容と実績を評価し、所定の基準を満たす必要があります。

 推奨された病院は「ジャパン インターナショナル ホスピタルズ」リストに掲載され、その病院の診療科が提供する診療内容を分かりやすく外国人の方々に情報発信されます。これにより病状に応じた最適な医療サービスを提供する病院での診療の促進が図られます。

 Medical Excellence JAPAN (MEJ)は、医療の互恵的国際協力の理念の下、官民連携による日本の医療の国際展開を推進するため、経済産業省の支援を得て設立されました。2011年より、外国人患者が日本の医療機関で先進医療を受けるための支援を行っています。

ジャパン インターナショナル ホスピタル評価基準

  1. 外国人患者受入のための組織運営ができていること
  2. 外国人患者に提供する医療 (あるいは健診・検診)が適切であること
  3. 試行的な取組みへの協力が行えること

 福岡記念病院は2016年12月に、渡航受診者受入れに適した病院であると海外へ紹介する全国28病院の1つとして推奨されました(九州エリアからは3施設のみ)。

 この推奨に関する取組みは、「政府の健康・医療戦略推進本部」が主導し「内閣官房の健康・医療戦略室」が所轄しています。治療や健診・検診を目的とした外国人を適切に受け入れるための取組みや設備を備えていることが評価されました。

福岡記念病院は、救急科、循環器内科、脳神経外科、消化器外科、整形外科、放射線科、検診において基準を満たしていると評価されました。

安心して受診できる体制へ

 異国に外国人の方々が医療面で感じる不安を出来るだけ最小限にとどめる為、病院一丸になって今後も地域の医療を支えつつ救急病院として貢献できるよう努めてまいります。