年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
患者数 | 40 | 103 | 186 | 181 | 304 | 404 | 626 | 1,127 | 1,274 | 557 |
2020年度の退院患者さんの人数を10歳刻みの年齢階級別に集計しています。年齢は入院時の年齢です。
年齢階級別の退院患者数では、60歳以上が7割を超えており、今後もさらに高齢化の傾向が続くと考えられます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患 者 数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 87 | 12.76 | 13.00 | 18.39 | 76.71 | |
11012xxx04xxxx | 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・ 尿管結石破砕術(一連につき) | 53 | 4.30 | 2.66 | 1.89 | 57.25 | |
11012xxx97xx0x | 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病なし | 25 | 8.40 | 7.26 | 16.00 | 79.08 | |
11012xxx99xxxx | 上部尿路疾患 手術なし | 15 | 3.80 | 6.64 | 6.67 | 50.20 | |
11013xxx97xxxx | 下部尿路疾患 その他の手術あり | 12 | 9.75 | 9.91 | 16.67 | 72.58 |
尿路感染症、尿管結石や腎結石の症例が多くを占めています。結石に対して体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や尿管ステント留置術を行っています。
脳神経内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 42 | 7.83 | 7.48 | 4.76 | 53.83 | |
010160xx99x00x | パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 18 | 17.39 | 18.20 | 11.11 | 80.39 | |
010060×2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 12 | 19.00 | 15.64 | 8.33 | 72.42 | |
010080xx99x0x1 | 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2なし15歳以上 | 11 | 13.82 | 17.00 | 27.27 | 39.91 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | – | – | 4.94 | – | – |
神経救急疾患である脳梗塞、てんかん、髄膜炎などの脳脊髄の感染症が上位を占めています。
当院でのてんかんの多くが脳梗塞や脳出血などの脳疾患が原因となり生じる症候性てんかんです。
パーキンソン病は症状が増悪して入院される症例が多く、薬物治療と併せリハビリも積極的に行っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード | DPC名称 | 患 者 数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 97 | 5.28 | 4.94 | 1.03 | 63.82 | |
030428xxxxxxxx | 突発性難聴 | 35 | 10.69 | 8.81 | 0.00 | 56.63 | |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、 急性咽頭喉頭炎 手術なし | 19 | 7.05 | 5.63 | 0.00 | 44.37 | |
030240xx01xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、 急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 | 10 | 5.70 | 8.44 | 0.00 | 34.80 | |
030390xx99xxxx | 顔面神経障害 手術なし | – | – | 9.17 | – | – |
前庭機能障害には、めまい症やメニエール病、前庭神経炎があります。突発性難聴や急性扁桃炎などの急性疾患が全体の8割以上を占めています。突発性難聴は標準治療に加え必要に応じて高気圧酸素治療を実施しています。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患 者 数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 | 23 | 3.00 | 2.76 | 4.35 | 75.00 | |
020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼 | – | – | 4.95 | – | – | |
020240xx97xxx0 | 硝子体疾患 手術あり片眼 | – | – | 5.65 | – | – | |
020290xx97xxxx | 涙器の疾患 手術あり | – | – | 4.78 | – | – | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | – | – | 6.49 | – | – |
高齢者の白内障症例が全体の約7割を占めています。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患 者 数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 11 | 2.27 | 2.74 | 0.00 | 71.55 | |
050050xx0111xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。)単独のもの等 手術・処置等11,2あり 手術・処置等21あり | – | – | 27.51 | – | – | |
050163xx02x1xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。)腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等21あり | – | – | 19.98 | – | – | |
050080xx0101xx | 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり | – | – | 22.56 | – | – | |
050161xx9900xx | 解離性大動脈瘤 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | – | – | 17.53 | – | – |
下肢静脈瘤に対して下肢静脈瘤手術を行っており、1泊2日入院が多く、全国平均よりも少ない在院日数となっています。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患 者 数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010010xx9906xx | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等26あり | 99 | 3.37 | 4.04 | 9.09 | 65.83 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 70 | 9.99 | 8.18 | 15.71 | 67.17 | |
010060×2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 48 | 23.25 | 15.64 | 31.25 | 71.56 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 37 | 29.24 | 18.86 | 56.76 | 71.59 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 35 | 9.23 | 9.68 | 11.43 | 71.26 |
脳腫瘍では転移性脳腫瘍に対するガンマナイフ治療目的で多くのご紹介をいただいています。
急性期の脳梗塞に対して、エダラボンの投与による治療が多いです。(エダラボン;血液の流れが悪くなったところで増加する有害なフリーラジカルを消去することにより、脳を保護します。通常、脳梗塞・急性期に伴う神経症候、日常生活性かつ動作障害、機能障害の改善に用いられます。)
第2位と4位は、転倒や交通事故などの外傷で脳しんとう、脳挫傷、硬膜下血腫、くも膜下出血などです。
整形外科・脊椎脊髄外科
DPCコード | DPC名称 | 患 者 数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 116 | 26.25 | 25.09 | 70.69 | 82.59 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 104 | 22.98 | 21.03 | 6.73 | 66.61 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし | 31 | 7.94 | 5.18 | 9.68 | 43.81 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 27 | 15.11 | 18.81 | 70.37 | 78.00 | |
160700xx97xx0x | 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病なし | 20 | 5.00 | 6.19 | 0.00 | 44.15 |
変形性股関節症に対する人工股関節置換術や股関節骨頭壊死に対する人工骨頭挿入術などの股関節に対する治療が多くを占めています。
近隣施設や患者さまからも多くのご紹介をいただいています。
脊椎・脊髄外科も含まれているため、4位が脊椎に関する治療となっています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患 者 数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060380xxxxx00x | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 64 | 5.59 | 5.86 | 1.56 | 48.73 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 56 | 15.13 | 9.53 | 23.21 | 82.45 | |
060130xx9900xx | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 37 | 7.46 | 7.71 | 10.81 | 63.08 | |
060280xxxxxxxx | アルコール性肝障害 | 37 | 12.65 | 13.95 | 5.41 | 56.14 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 34 | 14.41 | 9.08 | 17.65 | 70.24 |
通年、ウイルス性腸炎が多くを占めています。
総胆管結石に対してステントの挿入や結石の除去を行っています。
循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患 者 数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 169 | 17.81 | 17.23 | 23.67 | 86.22 | |
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし | 99 | 4.29 | 4.95 | 2.02 | 71.84 | |
050130xx9902xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり | 65 | 23.74 | 24.18 | 27.69 | 83.75 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし | 47 | 5.21 | 4.44 | 4.26 | 72.15 | |
050130xx97000x | 心不全 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 38 | 20.92 | 22.43 | 21.05 | 84.89 |
心不全は高齢者が多いため、薬物での治療だけでなく、リハビリテーションや栄養管理など多職種による治療介入を行っています。
心房細動・粗動、心室細動・粗動などの頻脈性不整脈に対して経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション)を行っています。
狭心症などの狭窄した冠動脈に対して血の流れを改善する経皮的冠動脈形成術や経皮的冠動脈ステント留置術を行っています。
内科
DPCコード | DPC名称 | 患 者 数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし | 137 | 24.71 | 20.51 | 45.99 | 82.84 | |
161070xxxxx00x | 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 46 | 2.46 | 3.81 | 2.17 | 38.63 | |
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり | 23 | 14.87 | 14.60 | 4.35 | 65.91 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 22 | 22.50 | 13.00 | 22.73 | 74.41 | |
160610xx99xxxx | 四肢筋腱損傷 手術なし | 17 | 22.24 | 13.49 | 35.29 | 69.35 |
嚥下機能が低下して起こる誤嚥性肺炎が全体の2割を占めています。
2型糖尿病の入院は血糖コントロール不良によるものが多く、インスリンによる血糖コントロールおよび栄養指導を行っています。
第4位の四肢筋腱損傷とは骨格筋細胞の壊死や融解により筋細胞内成分が血液中に流出する横紋筋融解のことです。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) | 版数 | |||||
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | – | – | – | – | – | 11 | 1 | 8 |
大腸癌 | 10 | 10 | 12 | – | – | 26 | 1 | 8 |
乳癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 8 |
肺癌 | – | – | – | 10 | – | – | 1 | 8 |
肝癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 8 |
①集計期間中に退院した患者さんが対象で、延患者数を集計しています。
※患者数が10未満のものは“-”で表示しています。
②集計期間中に「初発」として集計されたものは、「再発」には集計していません。
③医療資源を最も投入した傷病名が疑い病名だったものは集計対象から除外しています。
当院での5大がんにおける入院は大腸癌が最も多く、次いで胃癌・肺癌となります。
リニアック治療を行っているため、乳癌の患者さんも多いですが、外来での治療がメインとなるため、こちらには集計されていません。
大腸癌とは、盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸に出来た悪性腫瘍のことで、発見経緯としては、健診で便潜血陽性の結果に対する二次健診や、排便時の出血を主訴に来院され、CT検査や下部内視鏡検査を施行した際に腫瘍病変を認めることが多いです。
肺癌は呼吸苦を主訴とし、CT検査や気管支鏡検査で発見することが多いです。
StageⅣとは遠隔転移がある症例を指しており、当院ではガンマナイフ治療を行っているため、大半は脳転移が占めています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
| 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 |
軽 症 | 10 | 11.90 | 51.20 |
中等症 | 38 | 24.05 | 82.16 |
重 症 | 12 | 28.42 | 86.08 |
超重症 | – | – | – |
不 明 | – | – | – |
肺炎の重症度分類は市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROP)を用いて行っています。
・男性70歳以上 女性75歳以上
・BUN 21mg/dl以上または脱水あり
・SpO2 90%以下(SpO2 60Torr以下)
・意識障害あり
・収縮期血圧 90mmHg以下
市中肺炎:普段の社会生活の中でかかる肺炎のことです。
肺炎の重症度:5つの項目から成り立っており、該当数により軽症から超重症の4段階に分かれています。
・軽症:0点の場合
・中等症:1~2点の場合
・重症:3点の場合
・超重症:4~5点の場合 ただし意識障害(ショック)であれば1点でも超重症
・不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
3日以内 | 181 | 28.59 | 77.48 | 43.98 |
その他 | 10 | 25.00 | 69.00 | 1.57 |
当院では3日以内に発症した急性期脳梗塞が全体の9割以上を占めます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患 者 数 | 平均 術前 日数 | 平均 術後 日数 | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 | 50 | 1.46 | 2.12 | 4.00 | 55.62 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 50 | 1.56 | 7.70 | 20.00 | 80.50 | |
K775 | 経皮的腎(腎盂)瘻造設術 | 13 | 2.46 | 39.08 | 38.46 | 76.08 | |
K805 | 膀胱瘻造設術 | – | – | – | – | – | |
K797 | 膀胱内凝血除去術 | – | – | – | – | – |
腎尿管結石に対する体外衝撃波破砕術と経尿道的尿管ステント留置術が上位を占めています。経皮的腎(腎盂)瘻造設術は結石などによる尿管狭窄に対して行っています。
耳鼻咽喉科
Kコード | 名称 | 患 者 数 | 平均 術前 日数 | 平均 術後 日数 | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K368 | 扁桃周囲膿瘍切開術 | 10 | 0.90 | 3.80 | 0.00 | 34.80 | |
K300 | 鼓膜切開術 | – | – | – | – | – | |
K331 | 鼻腔粘膜焼灼術 | – | – | – | – | – | |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型 (選択的(複数洞)副鼻腔手術) | – | – | – | – | – | |
K392-2 | 喉頭蓋嚢腫摘出術 | – | – | – | – | – |
第1位は扁桃周囲膿瘍に対する膿瘍切開術となっており、次いで中耳炎に対する鼓膜切開術となっています。
眼科
Kコード | 名称 | 患 者 数 | 平均 術前 日数 | 平均 術後 日数 | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合) (その他のもの) | 23 | 0.00 | 0.91 | 4.35 | 74.52 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | – | – | – | – | – | |
K2022 | 涙管チューブ挿入術(その他) | – | – | – | – | – | |
K279 | 硝子体切除術 | – | – | – | – | – | |
K2191 | 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) | – | – | – | – | – |
全体の約7割が白内障に対する水晶体再建術です。
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患 者 数 | 平均 術前 日数 | 平均 術後 日数 | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 10 | 0.30 | 1.00 | 0.00 | 72.60 | |
K552-22 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) | – | – | – | – | – | |
K5522 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) | – | – | – | – | – | |
K5551 | 弁置換術(1弁) | – | – | – | – | – | |
K5606 | 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)) | – | – | – | – | – |
下肢静脈瘤に対する手術が第1位となっており、次いで心筋梗塞や狭心症に対する冠動脈、動脈バイパス移植術となっています。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患 者 数 | 平均 術前 日数 | 平均 術後 日数 | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 18 | 1.50 | 23.00 | 50.00 | 81.50 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | – | – | – | – | – | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | – | – | – | – | – | |
K1643 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) | – | – | – | – | – | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | – | – | – | – | – |
慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術が最も多く、脳動脈瘤に対するクリッピング術、血栓性脳梗塞に対する血栓回収術が続いています。
整形外科・脊椎脊髄外科
Kコード | 名称 | 患 者 数 | 平均 術前 日数 | 平均 術後 日数 | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0821 | 人工関節置換術(肩,股,膝) | 123 | 1.79 | 20.98 | 10.57 | 67.66 | |
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) | 89 | 2.61 | 23.48 | 68.54 | 80.98 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(肩,股) | 44 | 3.68 | 20.23 | 70.45 | 82.57 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕,下腿) | 42 | 1.00 | 2.40 | 0.00 | 48.50 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) | 30 | 2.57 | 13.07 | 16.67 | 44.67 |
当院では人工関節置換術のうち、約半数は股関節に対する症例です。第2位、第4位の骨折観血的手術および人工骨頭挿入術は転倒などによる大腿骨骨折に対して行うことが最も多く、特に60歳以上に対する手術は7割を超えています。
外科
Kコード | 名称 | 患 者 数 | 平均 術前 日数 | 平均 術後 日数 | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 48 | 5.23 | 8.10 | 16.67 | 67.71 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 47 | 0.87 | 21.45 | 29.79 | 79.74 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 (長径2cm未満) | 34 | 1.44 | 1.74 | 2.94 | 64.29 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 28 | 2.54 | 16.25 | 21.43 | 72.46 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術 (虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 14 | 0.36 | 5.29 | 0.00 | 36.14 |
胆嚢に対する手術が上位を占めています。
当院では、開腹手術より、内視鏡的・腹腔鏡下での手術症例が多く実施されています。
循環器科
Kコード | 名称 | 患 者 数 | 平均 術前 日数 | 平均 術後 日数 | 転 院 率 | 平均 年齢 | 患者 用 パス |
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K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術 (心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 108 | 4.16 | 3.31 | 9.26 | 73.56 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 48 | 2.98 | 4.33 | 6.25 | 73.77 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 30 | 9.30 | 10.00 | 26.67 | 84.60 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 18 | 0.11 | 6.39 | 11.11 | 67.06 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 17 | 0.12 | 14.41 | 5.88 | 75.00 |
心房細動や心室期外収縮に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術が最も多く、次いで狭心症や心筋梗塞に対する冠動脈ステント留置術、完全房室ブロックや洞不全症候群に対するペースメーカー移植術となっています。
外科的治療が必要となった場合には、心臓血管外科と連携し、対応しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
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130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – |
異なる | 13 | 0.27 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | – | – |
異なる | 13 | 0.27 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 26 | 0.54 |
異なる | – | – |
下記の4つの症例の患者数と発生率を集計しました。
- 播種性血管内凝固(DIC):感染症などによって起こる全身性の重症な病態です。当院でも感染症に合併した症例が多く、DICそのものでの入院はほぼありません。
- 敗血症:感染症によって起こる全身性炎症反応の重症な病態です。
- 手術・処置等の合併症:手術や処置等に一定の割合で発生してしまう病態です。術後出血や創部感染などがあり、どのような手術でも起こりえます。また、挿入した器具の緩み、破損や閉塞なども該当し、当院では人工股関節置換術に準ずるものが多く、許容範囲を超えた無理な姿勢を取ると起こりやすい人工関節脱臼や人工股関節の破損などが挙げられます。
更新履歴
2021年9月24日 令和2年度「病院情報の公表」ページを公開