平成30年度 病院指標・医療の質指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

目次

年齢階級別退院患者数

年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数1871391932023314967651,1741,328618

①集計期間(平成30年4月~平成31年3月)に退院した患者さんの年齢階級別(10歳刻み)患者数を示しています。 ただし、年齢階級は90歳以上を1つの階級としてまとめています。
②年齢は入院した時点での年齢で集計しています。
—
当院は、新生児から100歳を超える患者さんまでと、幅広い年齢層の方に利用いただいています。去年と同様に80歳代が一番多く全体の24%を占めており、次いで70歳代が約22%。60歳以上の患者の割合では、全体の70%を超え、地域社会の高齢化を反映しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
040081xx99x00x誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし9124.8120.9246.1582.52
0400801499×001肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし A-DROP スコア13815.8713.4628.9586.61
161070xxxxx00x薬物中毒(その他の中毒)手術・処置等2なし 副傷病なし342.093.56041
110310xx99xx0x腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし2422.512.5812.585.08
100380xxxxxxxx体液量減少症187.339.1222.2279.11

飲み込む力が衰えることが原因で起こる誤嚥性肺炎が一番多く、全体の50%以上を占めています。
次いで、75歳以上の市中肺炎(一般の社会生活を送っている人、すなわち健康な人あるいは軽度の病気を持っている人に起きる肺炎を指します)が多く、これは細菌やウイルスなどの病原微生物の感染が原因となります。

循環器内科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
050130xx99000x心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし19719.617.6619.2984.37
050070xx01x0xx頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし1095.095.153.6766.74
050130xx99020x心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし7322.0124.6821.9278.07
050050xx02000x狭心症、慢性虚血性心疾患
経皮的冠動脈形成術等
手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし
514.144.475.8872.1
050050xx99100x狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし
手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし
453.073.016.6768.76

手術・処置等を必要としない薬物での治療となる心不全が多く、次いで、頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術を行う症例が多くなっています。ここで言う頻脈性不整脈とは、発作性頻拍や心房細動・粗動、心室細動・粗動などを指します。3位の心不全は、薬物治療に加え、心臓の疾患に対するリハビリを行っています。4位の狭心症または慢性虚血性心疾患は経皮的冠動脈形成術を施行した症例で、5位の狭心症または慢性虚血性心疾患は心臓カテーテル法にによる諸検査のみ実施した症例です。

脳神経内科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
010230xx99x00xてんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし596.637.2810.1757.69
010160xx99x00xパーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし3416.8817.6717.6577.03
010060×2990401脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は23119.6816.1825.8174.39
030400xx99xxxx前庭機能障害 手術なし1335.17.6965.23
010240xxxxxxxx片頭痛、頭痛症候群(その他)1235.71049.58

てんかんの症例が一番多く、次いで、パーキンソン病、脳梗塞などを多く診ています。
3位の脳梗塞の治療法としては、エダラボンの投与によるものが多いです。
(エダラボン:血液の流れがわるくなったところで増加する有害なフリーラジカルを消去することにより、脳を保護します。通常、脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障害の改善に用いられます。)

小児科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
060380xxxxx0xxウイルス性腸炎 手術・処置等2なし692.255.421.455.45
040090xxxxxx0x急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし233.436.1902
100380xxxxxxxx体液量減少症131.629.1204.31
040070xxxxx0xxインフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし123.836.1404.67
0400801199x00x肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし–––––

ウイルス性腸炎や気管支炎や喘息などの呼吸器疾患の症例が多いです。
外来治療ではコントロールが難しい中等症の場合が多く、開業医の先生からの紹介も増加しています。

外科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
060380xxxxx0xxウイルス性腸炎 手術・処置等2なし4945.424.0853.1
060100xx01xx0x小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし
363.032.672.7864.56
060340xx03x00x胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし3511.5710.0814.2980.14
060130xx99000x食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし315.747.43.2365.68
060150xx03xxxx虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等315.655.49033.58

1位のウイルス性腸炎は昨年と同様でしたが、2位以下は大きく変動しました。
2位の小腸大腸の良性疾患とは大腸ポリープなどのことで、これに対する切除術を実施した症例が多い結果となりました。
4位の食道、胃、十二指腸、他腸の炎症とは胃炎や食道炎、消化管出血などを指します。

心臓血管外科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
050180xx02xxxx静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等254.082.85069.4
050130xx99000x心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし––17.66––
050161xx99000x解離性大動脈瘤 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし––17.4––
050170xx02000x閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし––16.52––
030400xx99xxxx前庭機能障害 手術なし––5.1––

静脈・リンパ管疾患が最も多い症例で、中でも下肢静脈瘤に対する治療がメインとなっています。
患者総数としては前年より1.5倍増加しており、今後も色んな症例に対応していけるよう体制を整えていきたいと思います。

呼吸器外科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
040081xx99x00x誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし112520.9245.4582.18
040130xx99x0xx呼吸不全(その他) 手術なし 手術・処置等2なし1010.110.693077.8
040040xx9910xx肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし3.43
160400xx99x00x胸郭・横隔膜損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし8.56
040040xx9900xx肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし14.58

外科的治療が必要な患者さんのみではなく、専門的治療が必要な肺疾患を主に診ています。
内科と同様、誤嚥性肺炎が一番多い結果となりました。
3位の肺の悪性腫瘍は気管支ファイバースコピーや生検法を実施している症例で、5位の肺の悪性腫瘍は手術・処置等を実施していない症例です。

整形外科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
160800xx01xxxx股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等16423.6526.381.183.85
07040xxx01xxxx股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等14325.622.2715.3865.01
160760xx97xxxx前腕の骨折 手術あり5010.365.681258.18
070370xx99xxxx脊椎骨粗鬆症 手術なし432121.4772.0982.88
160690xx99xx0x胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし4217.2919.6173.8178.43

1位は変形性股関節症に対する人工股関節置換術を施行している症例で、2位は股関節骨頭壊死に対する人工骨頭挿入術または人工関節置換術(再置換も含む)を施行している症例となっており、股関節に対する治療が多いです。
脊椎・脊髄外科の件数もここに入っているため、4・5位に脊椎に対する治療が挙がってきています。

脳神経外科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
010010xx9906xx脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等26あり1394.49410.7966.15
160100xx99x00x頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし434.957.352.3361.53
160100xx97x00x頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし379.659.6910.8169.84
010060×2990401脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は23519.7716.1825.7172.86
010040x099000x非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)
(JCS10未満)手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし
2628.7718.7269.2366.85

基本的には保存的治療で終える症例が多いですが、手術等を必要とする疾患としては、脳内出血や硬膜下出血などが挙がります。
1位の脳腫瘍は転移性脳腫瘍が多く、ガンマナイフ治療目的で紹介される場合が大半を占めています。

形成外科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
160200xx9700xx顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)その他の手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし104.35.36058.1
160200xx99x0xx顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)手術なし 手術・処置等2なし––5.14––
160780xx97xx0x手関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 副傷病なし––4.13––
080220xx97xxxxエクリン汗腺の障害、アポクリン汗腺の障害 手術あり––6.96––
160200xx0200xx顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし––5.37-––

顔面の骨折や挫創に対する症例が多く、1位は挫創に対して創傷処理を実施しており、2位は手術・処置等は必要としない症例となっています。
外来通院での対応が多いため件数としては挙がってきていませんが、顔・手足(指)の骨折や先天異常(副耳や耳瘻孔、多指症など)、体表の外傷や熱傷、褥瘡や皮膚潰瘍、皮膚・皮下腫瘍、陥入爪(巻き爪も含む)などの治療、また、外傷や癌などの手術後の瘢痕・欠損・変形に対する機能や形態の再建(修正)なども行っています。

泌尿器科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
11012xxx040x0x上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき)手術・処置等1なし 副傷病なし513.372.725.8854.35
110310xx99xx0x腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし428.4512.589.5279.67
110310xx99xx0x上部尿路疾患 手術なし 副傷病なし102.95.86051.2
11012xxx97xx0x上部尿路疾患 その他の手術あり 副傷病なし––7.13––
130100xxxxx4xx播種性血管内凝固症候群 手術・処置等24あり––28.51––

尿管結石や腎結石の患者さんが多く、次に、急性腎盂腎炎や尿路感染症に対する症例を多く診ています。
その他、当院は高気圧酸素治療が可能なため、止血困難な放射性膀胱炎の紹介も受け入れています。

耳鼻咽喉科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
030400xx99xxxx前庭機能障害 手術なし944.835.11.0667.49
030428xxxxxxxx突発性難聴5011.689.02056.54
030240xx99xxxx扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし355.235.432.8641.71
030390xx99xxxx顔面神経障害 手術なし1510.339.266.6762.67
030240xx01xxxx扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等1167.27043.73

前庭機能障害とは、めまい症やメニエール病、前庭神経炎のことをさします。末梢性めまい症が最も多く、救急外来での検査で脳血管障害が否定された場合は、耳鼻咽喉科に入院することが多くなっています。
急性扁桃炎・扁桃周囲膿瘍・急性喉頭頭蓋炎等の炎症性疾患で紹介入院することや顔面神経麻痺や突発性難聴等で紹介の受診も多くなっています。

眼科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
020110xx97xxx0白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼492.022.848.1674.04
020110xx97xxx1白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼––5.39––
010110xxxxx00x免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2なし 副傷病なし––11.75––
020210xx01x0xx網膜血管閉塞症 増殖性硝子体網膜症手術 手術・処置等2なし––10.78––
020210xx99x0xx網膜血管閉塞症 手術なし 手術・処置等2なし––6.81––

白内障に対する水晶体再建術が最も多く、全体の80%以上を占めています。
外来通院での対応が多いため件数としては挙がってきていませんが、診療範囲は、眼窩、眼瞼、涙道から網膜硝子体、視神経まで、眼科全てに対応しています。
外来手術(外眼部手術や硝子体注射、レーザー治療)や視能訓練などを行っています。

救急科

DPCコードDPC名称患
者
数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
170020xxxxxx0x精神作用物質使用による精神および行動の障害 副傷病なし181.562.78042.61
161070xxxxx00x薬物中毒(その他の中毒)手術・処置等2なし 副傷病なし––3.56––
010230xx99x00xてんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし––7.28––
060380xxxxx0xxウイルス性腸炎 手術・処置等2なし––5.42––
030270xxxxxxxx上気道炎––4.96––

当院の救急科では、救急外来を受診した患者さんを主に担当しています。応急処置を終えた後、入院対応となった場合には、専門の診療科に引き継ぐため基本的には入院患者を担当していません。
精神作用物質使用とは、アルコール性や麻薬等を指しています。当院に来られる方は、ほとんどが急性アルコール中毒で、入院当日または翌日には退院しています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発再発病期分類
基準(※)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌––––––17,8
大腸癌–––––1117,8
乳癌––––––17,8
肺癌–––12––17,8
肝癌––––––17
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

①集計期間中に退院した患者さんが対象で、延患者数を集計しています。
 ※患者数が10未満のものは”-”で表示しています。
②集計期間中に「初発」として集計されたものは、「再発」には集計しません。
③医療資源を最も投入した傷病名が疑い病名だったものは集計対象から除外しています。
—
5大癌の各初発件数は、胃癌17件、大腸癌33件、乳癌5件、肺癌20件、肝癌7件となっています。
再発を含めた5大癌の総数は100件です。
当院ではリニアック治療も実施しており、こちらは外来通院での治療が多いです。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数平均在院日数平均年齢
軽 症3012.3353.9
中等症8219.6282.8
重 症1130.4582.73
超重症–30.684
不 明–––

①集計期間に退院した患者さんを対象にしています。
②この集計での成人とは20歳以上の患者さんを指します。
③市中肺炎とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
④入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名が、『肺炎・急性気管支炎(DPCコード040080)』さらにその中でICD-10コードがJ13~J18であるものが対象です。
⑤重症度は市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)により分類しています。
—
 1.男性≧70歳、女性≧75歳
 2.BUN≧21または脱水
 3.酸素飽和度≦90%
 4.意識障害(肺炎に由来する)
 5.sBP≦90mmHG
—
 軽  症:上記5ついずれも満たさない
 中等症:上記1~2つを有する
 重  症:上記3つを有する
 超重症:上記4~5つを有する
 不  明:1~5の項目のうち1つでも不明であったもの
—
当院では軽症~中等症の患者さんが多く、肺炎の大半を占めています。
来院時、すべての患者さんに胸部X線の検査を実施しており、早期に肺炎を診断することが可能であるため、
重症、超重症も0ではないものの、比較的軽い状態での治療開始を行っています。

脳梗塞の患者数等

発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内20726.2577.146.51
その他––––

①脳梗塞の患者数を集計しています。
②発症日から「3日以内」と「その他」に分けて数値表示していますが、10未満が多くなる箇所は合計値を表示しています。
—
3日以内の症例が全体の96%を占めており、早期での治療開始が行えていることが分かります。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

Kコード名称患
者
数
平均
術前
日数
平均
術後
日数
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
K664胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、
腹腔鏡下胃瘻造設術を含む)
1335.0815.7746.1579
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2cm未満)
–––––
K386気管切開術–––––
K6534内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・
粘膜切除術(その他)
–––––
K0811人工骨頭挿入術(肩,股)–––––

内科で手術を行うことはほとんどありません。
消化器内科も含まれているため、内視鏡的胃瘻造設術が件数として挙がっています。

循環器内科

Kコード名称患
者
数
平均
術前
日数
平均
術後
日数
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
K5951経皮的カテーテル心筋焼灼術
(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ)
1031.653.623.8868.97
K5493経皮的冠動脈ステント留置術(その他)804.349.761573.4
K5972ペースメーカー移植術(経静脈電極)295.8613.4817.2483.93
K616四肢の血管拡張術・血栓除去術251.965478.56
K5952経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他)184.067.2233.3362.39

発作性上室性頻脈や心房細動等に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術が最も多く、次いで、狭心症・心筋梗塞に対するステント留置術が多くみられます。
外科的治療が必要となった場合には、心臓血管外科と連携を取り、対応しています。

外科

Kコード名称患
者
数
平均
術前
日数
平均
術後
日数
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術413.376.12.4462.61
K654内視鏡的消化管止血術400.8813.032573.68
K688内視鏡的胆道ステント留置術402.3513.0317.578.73
K7211内視鏡的大腸ポリープ・
粘膜切除術(長径2cm未満)
302.171.833.3367.53
K718-21腹腔鏡下虫垂切除術
(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)
290.594.17035.07

昨年と変わらず、胆のう結石に対する手術が多い結果となりました。
開腹での手術よりも、内視鏡的・腹腔鏡下での手術症例の方が多く実施されています。

整形外科

Kコード名称患
者
数
平均
術前
日数
平均
術後
日数
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
K0821人工関節置換術(肩,股,膝)1691.3623.8318.9366.11
K0461骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿)1132.919.0569.9181.06
K0811人工骨頭挿入術(肩,股)803.321.298082.74
K0462骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨)422.4317.2447.6266.48
K0483骨内異物(挿入物を含む)除去術
(前腕,下腿)
390.743.08051.38

人工関節置換術が最も多く、その内9割が形成不全性股関節症に対して手術を実施しています。
骨折観血的手術については、大腿骨骨折に対するものが最も多いです。

脳神経外科

Kコード名称患
者
数
平均
術前
日数
平均
術後
日数
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
K164-2慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術233.0419.5726.0981.48
K1643頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内)150.3343.4710074
K1771脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所)111.3642.6472.7362.73
K1692頭蓋内腫瘍摘出術(その他)–––––
K609-2経皮的頸動脈ステント留置術–––––

昨年と同様、慢性硬膜下血腫に対する手術が多く、次いで、脳内出血、くも膜下出血に対する手術が続く結果となりました。
脳腫瘍に対する手術も行われていますが、手術よりは放射線治療であるガンマナイフ治療を実施することが多いです。

心臓血管外科

Kコード名称患
者
数
平均
術前
日数
平均
術後
日数
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
K617-4下肢静脈瘤血管内焼灼術210.432.62068.67
K6147血管移植術、バイパス移植術
(その他の動脈)
–––––
K552-22冠動脈、大動脈バイパス移植術
(人工心肺不使用)(2吻合以上)
–––––
K5601ニ大動脈瘤切除術(上行大動脈)
(その他のもの)
–––––
K5606大動脈瘤切除術(腹部大動脈
(分枝血管の再建を伴うもの))
–––––

下肢静脈瘤に対する手術が最も多く、中でも血管内焼灼術が多く実施されています。
専門的な治療が必要となった場合は、大学病院と連携し、専門医を招いて対応しています。

眼科

Kコード名称患
者
数
平均
術前
日数
平均
術後
日数
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
K2821ロ水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)
(その他のもの)
480.061.198.3374.88
K2822水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合)–––––
K2683緑内障手術(濾過手術)–––––
K278硝子体注入・吸引術–––––
K281増殖性硝子体網膜症手術–––––

眼科で実施されている手術の内、約9割は白内障に対する手術です。
緑内障に対するレーザー治療も行っており、かなり有効で、多剤点眼や観血的手術といった患者負担を軽減できることから、今後力を入れたいと考えています。

耳鼻咽喉科

Kコード名称患
者
数
平均
術前
日数
平均
術後
日数
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
K368扁桃周囲膿瘍切開術110.734.27043.73
K3772口蓋扁桃手術(摘出)–––––
K300鼓膜切開術–––––
K331鼻腔粘膜焼灼術–––––
K396気管切開孔閉鎖術–––––

扁桃周囲膿瘍に対する手術である扁桃周囲膿瘍切開術が一番多く、次いで、慢性扁桃炎に対する手術である口蓋扁桃手術(摘出)が挙がります。
3位の鼓膜切開術は、中耳炎に対して実施している手術です。

泌尿器科

Kコード名称患
者
数
平均
術前
日数
平均
術後
日数
転
院
率
平均
年齢
患者
用
パス
K768体外衝撃波腎・尿管結石破砕術510.371.83.9253.43
K783-2経尿道的尿管ステント留置術141.369.7128.5786.29
K775経皮的腎(腎盂)瘻造設術–––––
K797膀胱内凝血除去術–––––
K7981膀胱結石,異物摘出術(経尿道的手術)–––––

泌尿器科で実施されている手術の5割以上が、体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(ESWL)となります。
経尿道的尿管ステント留置術は、水腎症や腎盂腎炎に対して行われており、多くの原因は尿管や腎の結石によるものとなっています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一––
異なる300.55
180010敗血症同一140.26
異なる210.39
180035その他の真菌感染症同一––
異なる––
180040手術・処置等の合併症同一150.28
異なる––

播種性血管内凝固症候群(DIC)は感染症や悪性腫瘍等にに合併することが多い疾患です。当院でも、感染症に合併した症例が多く、DICそのものでの入院はほぼありません。
敗血症も治療経過中に免疫不全状態から合併することが多い疾患で、敗血症が原因で入院、または、敗血症が主で入院となる症例は稀です。
その他の真菌感染症は該当患者さんはいませんでした。
手術・処置等の合併症としては、人工股関節置換術に準ずるものが多く、許容範囲を越えた無理な姿勢を取ると起こりやすい人工股関節脱臼や人工股関節の破損などが挙げられます。

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